キーワードを決める時に、見込み客がどの様なキーワードで検索するか悩む人も多いと思います。
当てずっぽうにキーワードを決めても中々成果が上がらないこともあります。
そして、キーワードに悩み時間を費やすのはもったいないです。
キーワード選定の流れは大きく、
- 検索されているキーワードをリストアップする
- リストから狙いやすいキーワードを探す
- 運用データを元にキーワードを見つける
そこで、今回キーワード選定に役立つ3つのツールをご紹介します。
キーワードをリストアップ – Good Keyword
キーワード選定をする時、まず始めに行うのがユーザーが実際に検索しているキーワードのリストアップです。
そこでまずは関連キーワードをリストアップするツールをご紹介します。
このGood Keywordは、簡単に言うと複数の検索エンジンから関連キーワードをリストアップする為のツールです。
一般的な検索エンジン(Google・Yahoo・Bing)だけではなく、楽天やAmazonやNAVERまとめWikipediaなどのサイト内検索の検索エンジンからも関連用語をリストアップすることが出来ます。
複数の検索エンジンから一気にリストアップすることができるのでとても便利なツールです。
上記の画像のように関連キーワードが大量に出力されます。
狙いやすいキーワードを探す – キーワードプランナー
次に行う作業が、リストアップしたキーワードの中から実際どのキーワードを狙うか考えます。
そこでオススメなのがGoogleが提供している「キーワードプランナー」です。
キーワードプランナーを使う目的は、リストアップしたキーワードの検索ボリュームと競合性を調べることです。
キーワードの検索ボリュームを調べる
検索ボリュームとは、ある期間においてそのキーワードがどれくらい検索されたのかを調べることです。検索回数が分かります。
キーワードリストにあるからと言って適当に狙っても成果は上がりにくいです。
殆ど検索されないキーワードで検索上位をとってもアクセスは殆どありません。
キーワードを狙う上である程度の検索ボリュームが有ることが必要です。
キーワードプランナーにリストアップしたキーワードを入力するとそれぞれの検索ボリュームが分かります。
リストを一括でコピペできるので纏めて検索ボリュームを調べることも可能です。
また、地域や期間の指定もできるため、地域性の高いサービスは地域を絞ったり、季節性の高い商品なら期間を絞って検索ボリュームを絞ることでより精度を高めることが出来ます。
スモールキーワードを狙う
キーワードは、検索回数から3つのタイプに分けることができます。
ビックキーワード
検索回数が10,000回以上。検索ランキングにて検索上位ができれば、WEBサイトへの流入は大いに期待できます。
ミドルキーワード
検索回数が1,000〜10,000回。検索数、競合数もある程度ボリュームがあります。
スモールキーワード
検索回数が1,000回以下。単体での検索回数は少なく競合数も少ないキーワードです。
上位を取得して一番効果が高いのは間違いなくビックキーワードです。
しかし、ビックキーワードは競合が強くこれからコンテンツマーケティングを始めようと言う人が狙っても殆ど無理なレベルの難易度です。
そこで、まずはスモールキーワードから狙うのがオススメです。
スモールキーワードでいくつも検索結果で上位表示されるようになると、アクセス数はそれなりに増えます。
良質なコンテンツを投稿していれば、関連記事など巡回するためアクセスは更に増えます。
そうすることで、サイトのパワーが強くなり次第にミドルキーワードやビックキーワードも狙えるようになります。
競合性のチェック
キーワードプランナーには競合性と言う項目があります。
検索ボリュームが多いキーワードほど競合性が高くなる傾向がありますが、検索ボリュームが少なくても競合性の高いものもあります。
まずは、競合性が低い・競合性が低いキーワードを狙いましょう。
時々検索ボリュームが多く競合がいないお宝キーワードもあります。
そういうものを見つけたら是非狙ってみてください。
運用データを元にキーワードを見つける – サーチコンソール
サーチコンソールは、Googleが提供するサイトの検索パフォーマンスを計測するツールです。
コンテンツマーケティングをある程度運用していると、サーチコンソール上に色々なデータが集まってきます。
どの様なキーワードでサイトにアクセスがあるのかなど色々な事がわかります。
そこからニーズの高いキーワードが分かることもあります。
その様なキーワードを見つけた時に、そのキーワードを狙うのはとても有効です。
まとめ
キーワード選定の目的は、狙いやすいキーワードを探す作業です。
- GoodKeywordを使いユーザーが実際に検索しているキーワードをリストアップ
- キーワードプランナーを使いリストから狙いやすいキーワードを探す
というのが基本的な流れです。
また、サーチコンソールでは、運用を始めると様々なデータがたまるため、そのデータを元に狙いやすいキーワードを見つけることが出来ます。
他にも、Googleトレンドやサジェスト機能やSEOチェキなどいろいろなキーワード選定に使えるツールは色々ありますが、まずはこの3つを使いこなす事からはじめましょう。
記事を沢山書き、この3つではキーワードが尽きてきた時に他のツールを試してみるのがおすすめです。
また、上記ツールには他の機能も満載です。
特にサーチコンソールはサイトマップを送信できたり、検索のクリック率なども計測できるのでタイトルの変更などにも役立ちます。
ツールの細かい使い方などは、また別記事でご紹介します。
投稿者プロフィール
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Web制作スタジオ Room8ラボ所長の鶴田です。
大学は、法学部法律学科、税理士を目指し大学時代に簿記一級まで取得。
某飲食店のFC本部に経理で入社するも、大流行していたWindowsにはまり、これからはPCの時代だと一年で退職しIT関係の職業訓練校に通う。
一年後、某上場企業でサーバーやネットワーク関係のエンジニアとして働く。
ホームページ制作歴は、その頃から作っているので、ざっと20年
仕事で使うホームページから、当時はまっていたMMORPGファイナルファンタジーXIの情報サイトを作ったりしていた。
30才ぐらいから、マーケティングにはまり、Webマーケティングを中心に勉強を始める。
主にSEO対策のコンサルティングで成果を上げる。
これからは、動画マーケティングがくると考え、Youtubeを始める。
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