WEBサイトやブログを読んでいるとよく見かけるバナー画像、
- 邪魔だなと感じてスルー…
- 興味があるのでクリック…
など行動をとったことがあるのではないでしょうか?
これらの多くは広告であり、ディスプレイ広告と呼ばれています。
今回の記事ではディスプレイ広告の特徴についてご紹介します。
ディスプレイ広告のターゲティングとは?
以前紹介したリスティング広告(検索連動型広告)との大きな違いは、検索結果画面に表示されるのではなく、WEBサイト内に表示されることです。
リスティング広告では検索KWを指定することによって、広告を出すユーザーを狙えます。
では、ディスプレイ広告はどのようにターゲティングすればいいのでしょうか?
方法は大きく分けて2つあります。
1、配信面に対するターゲティング
ディスプレイ広告はWEBサイト上に表示される広告でしたね?
WEBサイトには様々なジャンルがあります。
(例)
- 車に関するサイト
- レジャーに関するブログ
- スマホゲームの攻略サイト
など色々あります。
大手広告媒体(Yahoo!・Google)では、サイトのジャンルでターゲットを絞ることが可能です。
車に関するサイトを見ているユーザーに配信したいのであれば、ジャンルを車に設定して配信します。
ここでいうサイトジャンルは媒体によって異なりますが、あなたが狙いたいサイトジャンルを選択し設定しましょう。
ジャンルではなく、決まったサイトにだけ広告を配信したい!と思った方、URLを指定して特定のサイトにのみ配信することもできますのでご安心ください。
予算が少ない場合は、あなたが広告を出したいWEBサイトをいくつか指定して配信するのがいいでしょう。
2、人に対するターゲティング
ディスプレイ広告は、WEBサイトのジャンルなど配信面を狙ったターゲティングに対し、ユーザーを狙ってターゲティングすることも可能です。
(例)
- 釣りが好きな40代男性は、ほぼ毎日釣り情報サイトをチェック。
- 検索エンジンを使ってアウトドア用品や釣り用品を探すことが多い。
- 加えてスマホゲームも大好きで攻略サイトを頻繁に見ている。
→あなたが釣具のECサイトを運営していて売上を伸ばすためにディスプレイ広告を配信するとしましょう。
その時、「釣り」に興味・関心を持つユーザーをターゲットに設定しておくと、(例)のユーザーはスマホゲーム攻略サイトを閲覧している時にも広告表示が可能です。
面に対するターゲティングと異なり、対象ユーザーの興味・関心に沿って広告が表示されるので、サイトのジャンルは関係ないという点が大きな特徴です。
それから、リスティング広告(検索連動型広告)やオーガニック検索から過去にサイトへ訪れたことがあるユーザーに対してディスプレイ広告を配信することもできます。
このことをGoogleでは「リマーケティング」、Yahoo!では「リターゲティング」とよんでいて、より成果獲得の可能性が高いユーザーに配信する効果的な方法です。
まとめ
いかがでしたか?
前回のリスティング広告(検索連動型広告)に続いて、今回はディスプレイ広告について紹介しました。
新規ユーザーへの認知拡大がディスプレイ広告の主な目的ですが、リマーケティング・リターゲティングを使うことで、成果獲得数アップにも繋がります。
十分な予算がない場合は、リマーケティング・リターゲティングのみでディスプレイ広告を始めるのがオススメです。
これから、WEB広告を始めてみようかなとお考えの方は、まずはリスティング広告、そして次の一手としてディスプレイ広告を検討してみてはいかがでしょうか。